湯船に浸かるように
自室の椅子に沈みこむ
西陽を浴びながら

200円近くするようになったオレオは
その箱一つに
もう10枚しか入っていない

前に並んでいたおじさんが
レジのいつものおばさんに
大きな声で何かを言って
笑った
おばさんは
「私もそうです」
といって
笑った

Indeedのメッセージが
LINEにも通知されるので
その設定の解除に
30分はかかった

謝ることができないまま
結局何日も過ぎて
何事もなかったかのように
甘えている

ラジオではコンテキストの話がされてた
いつからいつまで
どこからどこまで
を知った上で
いま

考えるというか
見つめるというか